FIVBワールドカップ2007第10戦
第10戦、日本は前日全勝のロシアに初めて土をつけて意気上がるブルガリアと対戦。日本は調子の出ない内にブルガリアを叩いて第1セットを奪ったものの、続く3セットを連取され、セットカウント1-3で逆転負けを喫した。
*第10戦/12月1日(土)/東京体育館
*試合結果
日本1(25-22、20-25、20-25、20-25)3ブルガリア
[第1セットの日本のスタメン]
(松本)(越川)(山本)
(宇佐美)(石島)(山村)
リベロ/津 曲
[戦 評]
第10戦、日本は前日全勝のロシアに初めて土をつけて意気上がるブルガリアと対戦。日本は調子の出ない内にブルガリアを叩いて第1セットを奪ったものの、続く3セットを連取され、セットカウント1-3で逆転負けを喫した。
第1セット、日本はスタメン起用の山本がいきなり相手スーパーエースのカジースキを1枚で連続ブロックする絶好のスタート。北京オリンピック出場権獲得の当落線上にあって絶対負けられないブルガリアに硬さが見られ、日本が8-4とリードして最初のテクニカルタイムアウトを迎える。予想外の展開に焦るブルガリアとは逆に日本は冷静にプレーし確実に加点。山本のサーブ時に3点連取して16-8と、セカンドテクニカルタイムアウトはダブルスコアとなる。だが終盤ブルガリアが底力を見せつける。ニコロフの強烈なサーブで日本のリズムを崩し、一気に6連続得点を挙げ19-20と1点差に詰め寄る。日本はこの危ない局面を越川の強打で凌ぎ、最後は山本のバックアタックで25-22、辛くも逃げ切って第1セットをものにした。
第2セット、序盤はブルガリアの連続ミスで日本が常にリードしながら進行するが、カジースキの強烈なサーブを足がかりにブルガリアが3連続得点、8-7と逆転する。このあとキャプテンのコンスタンティノフに当たりが出始め11-8とブルガリアがリードを広げる。日本は山本、越川がアタックを決めるがサーブをミスして波に乗り切れず、セカンドテクニカルタイムアウトも16-14とブルガリアがリード。中盤、山村の速攻と相手ミスで16-16と同点に追いつき、ここから激しい点の取り合いを演じる。終盤、越川の思い切ったアタックとサーブが惜しくもアウトとなったのが響き、最後はブルガリアがサーブ&ブロック攻勢で3連続ポイント、25-20でセットを取り返した。
第3セット、ブルガリアがカジースキの弾丸サーブで先行。日本も負けずに越川の強烈なサーブで4-4とするが、石島のアタックミス、山本の被ブロックなどで8-5とブルガリアが引き離す。ブルガリアはカジースキの強打、ニコロフの軟打と打ち分けて攻めるがミスも多く、中盤は3点差のまま16-13とセカンドテクニカルタイムアウトを迎える。終盤、ブルガリアが山本と、松本に代わった富松を連続ブロックして21-16とリードを広げるが、日本も引き下がらず、山本と代わった清水の豪快なバックアタック、石島のブロックとダイレクトアタックなどで20-22と追い上げる。試合巧者のブルガリアは詰めの場面でニコロフ、コンスタンティノフの左右からのアタックでセットポイントをつかみ、最後は清水のバックアタックをブロックして25-20、2セット連取した。
第4セット、序盤4-4まで競り合うが山本のアタックミス、越川の被ブロックなどでブルガリアが7-4と抜け出す。日本は山本に代えて投入した清水がニコロフを鮮やかにブロック、ニコロフは次のアタックをミスして8-8と日本が追いつく。だが、ツベタノフが石島のパイプ攻撃をブロック、清水がアタックミスして12-9と再びブルガリアがリードを奪う。日本は山本をコートに戻すが流れは変わらず、越川も切れのいいアタックを再三決めるがあとが続かず、セカンドテクニカルタイムアウトも16-13とブルガリアがリード。日本は必死に踏ん張るのだが肝心な勝負所で相手に攻め勝てず、逆に要所で確実にポイントを挙げたブルガリアが25-20で粘る日本を突き放した。





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