全日本男子植田辰哉監督 2007ワールドカップへの熱き想い

 今年開催されるワールドカップでの目標順位は3位以内である。3大会連続でオリンピック出場を逃している男子バレーであるが、一昨年10年ぶりにアジア選手権で優勝し昨年は24年ぶりに世界選手権ベスト8になった。確実に土台は築けていると確信している。したがって、急速に進化し強靭なフィジカルとアジリティーそして戦術をバランスよく采配し、一気にオリンピックの切符を獲得する。

  期待する選手については、12名の中で6名から8名のスペシャリストを選びこの選手と私は心中するくらいのつもりで戦う。特にセッターの朝長、阿部のトスワークには期待したい。

  スパイカーでは若い選手の中では越川、石島の個性あふれるプレーに期待している。

  越川は2年間で15センチ以上のジャンプ力アップを達成するなど確実に日本のエース(若大将)的存在になりつつある。レセプションの安定感が増せば更に期待できる選手である。石島についても自らブラジルに武者修行に出向き、スキルアップに努めるなど非常に積極的な選手であり、将来のリーダー的存在である。まず北京オリンピックを経験し、その後更に日本男子バレーの牽引者なってもらいたい。

  ベテラン選手の中では、やはり荻野の存在が大きい。唯一オリンピックを知る選手で、日頃より若手選手に身をもって代表選手の厳しさを教えてくれている。彼の体力が続く限り彼をキャプテンから外すつもりはない。

  ナショナルチームの選手、スタッフは国民の代表として責任と誇りを持って戦う義務がある。

  我々を心から応援してくれているファンのためにも、2007年の目標を達成すべく日々全力で努力する。